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- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 2006/04/21
- メディア: DVD
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ロードムービー。
人が増えたり減ったりしつつ訳のわからない旅が淡々と続く。
見るたびに、ヴェンダースは会話のちょっとした時に出る気まずさや、
直接的なコミュニケーションを拒む人たちの描写が上手いなあと思う。
その滑稽さが愛しくなったり切なくなったり、
やっぱり可笑しかったりで、いつもやられてしまう。
色使いの鮮やかさも流石!としか言いようがなかった。
主人公。
来るもの拒まず去るもの追わずの徹底ぶりがすさまじく、
意気地もこれだけなければ上等だと思った。
ヒロイン。
しゃべらないコケティッシュな女の子と老人の組み合わせは
どの作品で見ても隠微でドキドキする。
ミニョン役のコは本当にびっくりする程可愛くて、
ジャケットだけで一目ぼれしてしまった。