いかさま師 (宝島社文庫)

いかさま師 (宝島社文庫)

このミス大賞受賞作が良すぎたので
ちょっと拍子抜けした。
もっと丁々発止の騙し合戦を繰り広げて欲しかったなあ。


お縫い子テルミー (集英社文庫)

お縫い子テルミー (集英社文庫)

今回読んだ中では一番好きな作品。
ふざけた設定ながら、生業といえるようなものを
持って生きられることの素敵さを思った。


下山事件完全版―最後の証言 (祥伝社文庫 し 8-3)

下山事件完全版―最後の証言 (祥伝社文庫 し 8-3)

世の中が一変するのに50年もあれば十分なのかと
中学生の頃歴史の授業を受けていて怖くなったことを
思い出した。


祖父が下山事件に関係していたのかもしれないという話を
耳にしたことをきっかけに事件について調べ始める筆者。
作中からは彼の綿密な調査、推理の試行錯誤、葛藤が感じ取れて
一気に最後まで読み進めることができた。